ごあいさつ -Comment-

広尾プランニング株式会社(以下、広尾プランニング)は、 不動産業界におけるリーディングカンパニーとして、経済環境の目まぐるしい変化とともに複雑化、多様化するマーケットやお客様のニーズに応える為、他社との差別化、融和、協力はもとより、斬新なアイデア、戦略によって、新しいスキームを確立させます。
その高い専門性と不動産業界の競争力を十分に活かし、より付加価値の高い「オンリーワン」「ナンバーワン」のサービスを提供していきたいと考えております。

会社経営に関しましては「コンプライアンスの確立」を軸に、コーポレート・ガバナンスの構築のために、以下の三点に注力しながら経営を推進して行きたいと考えております。

・経営のスピード化と妥協のない業務の両立
・ディスクロージャーとアカウンタビリティの充実
・CSRの徹底(ステークスホルダーとの関係性重視など)

※CSRとは「Corporate Social Responsibility」の略で、日本語では「企業の社会的責任」と一般的に言われます。

日本企業はこれまで、CSRを認識しなくとも社会に対してさまざまな貢献を通して社会的責任を果たしてきました。たとえば、製品やサービスの提供、雇用の創出、税金の納付など、挙げれば枚挙に暇がありません。
しかし、CSRも時代の変革とともにその存在意義も移り変わり、現代社会においてその言葉の持つ意味やその範囲も大きくなっています。こうした流れを受けて、企業の長期的な安定性や成長性をCSRの観点から評価をし、投資をする動きが広まりつつあります。それが、SRI(社会的責任投資)です。

今までは、
・株主への利益確保
・有用な商品の提供
・社会規範の遵守
などが評価の大きな対象となっていました。

しかし、環境への取り組みや姿勢という側面からも企業を評価する動きが活発化し、「ガバナンスの徹底」「誠実な顧客対応」「環境への配慮」など、企業への要望が一層強まってきています。こうした動向はすでに、企業におけるスタンダードとなりつつあり、日本企業に与えるインパクトも無視することはできません。 CSRは21世紀の企業経営にとって重要なキーのひとつとなるでしょう。
では、弊社としてCSRにどのように関わって行けば良いのでしょうか。 広尾プランニングでは3つの観点からCSRとしての活動を推進して行きたいと考えております。

■ステークスホルダー(利害関係者)との関係性重視
ステークスホルダーとの関係性重視の背景には「社会に貢献し、認知され、信頼を得て、必要とされる企業へ成長する」 という大きな目標があります。顧客をはじめ、取引先、株主、従業員のほか、地域住民、金融機関、行政など 非常に多くの主体が関係します。 各々とのコミュニケーションを密にし、良識ある行動と社会的責任を認識した、信頼関係構築の重要性が増しているのです。

■リスク・マネジメントの強化
「衣・食・住」という人間が生きる上で、最も根幹に位置すると言っても過言ではない、不動産(住)。 不動産を所有する法人・個人のお客様にとっては、資産経営の効率性がいままで以上に求められる時代になりました。同時にリスク回避の重要性は、不動産投資、不動産の証券化など、不動産を取り巻く状況が刻々と多様化する中で、増し続けております。
多角的な側面から、生じうる全てのリスクを十分に検討・分析し、実態を掌握するとともに、対策を事前に講じること。繊細な仮説を立て→周辺状況を確認したら実行に移し→十分な検証を行い→その事例を仕組化させます。それにより、リスクを回避できる可能性が高まることは、CSRへの積極的な取組みと言うことができます。

■ブランド価値の向上
ブランド価値の向上は企業に大きな影響をもたらします。コーポレート・ブランドという「インタンジブル・アセット(無形資産)」は 最終的な消費者心理に大きく働きかける財産です。


こうした理由から、CSRへの積極的な取組みは顧客のブランド・ロイヤリティーを高める効果があると考えられています。広尾プランニングが果たすべき社会的使命は、現代社会において欠かすことのできない「不動産」というツールを、 類稀な全く新しいスタイルで提供し、より快適に世の中を発展させ、貢献することであります。社会的貢献は勿論、その責務を果たすべく「顧客が満足を感じる価値の最大化」を基本理念に据え、日々邁進していきたいと考えております。

2006年9月6日

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